ナーセル・アル・ムハンマド・アル・アフマド・アル・サバーハ元首相に対する勲章の発令
令和7年11月3日
11月3日、日本政府は、ナーセル・アル・ムハンマド・アル・アフマド・アル・サバーハ・クウェート元首相に、日本・クウェート間の関係強化及び友好親善に多大な寄与を行った功績を賞し、天皇陛下から贈られる旭日大綬章の授与を発令しました。
同人は、外務担当国務大臣、首長府長官、首相として長年にわたり日クウェート関係の強化・深化・拡大に多大な貢献を果たしました。
湾岸戦争下の1990年、クウェート首長の名代として来日し、日本に対し支援を要請したことを契機に、日本は約135億ドルの支援や自衛隊の初海外派遣を実施し、これが両国の強固な信頼関係の礎となりました。
その後も同人は首長府長官として皇太子同妃両殿下(当時)のクウェート訪問や1995年のジャーベル・アル・アフマド・アル・ジャーベル・アル・サバーハ第13代クウェート首長の訪日を実現させ、皇室と王室の絆を深めました。
さらに首相在任中には、経済・商業分野の協力拡大に尽力し、合同委員会や租税条約の締結を通じて石油以外の分野でも協力関係を広げました。
公職退任後も皇室との交流を続け、二世代にわたる信頼関係を維持するなど、日クウェート関係の発展に継続的に寄与しています。
以上の功績から、旭日大綬章を授与されることとなりました。
同人は、外務担当国務大臣、首長府長官、首相として長年にわたり日クウェート関係の強化・深化・拡大に多大な貢献を果たしました。
湾岸戦争下の1990年、クウェート首長の名代として来日し、日本に対し支援を要請したことを契機に、日本は約135億ドルの支援や自衛隊の初海外派遣を実施し、これが両国の強固な信頼関係の礎となりました。
その後も同人は首長府長官として皇太子同妃両殿下(当時)のクウェート訪問や1995年のジャーベル・アル・アフマド・アル・ジャーベル・アル・サバーハ第13代クウェート首長の訪日を実現させ、皇室と王室の絆を深めました。
さらに首相在任中には、経済・商業分野の協力拡大に尽力し、合同委員会や租税条約の締結を通じて石油以外の分野でも協力関係を広げました。
公職退任後も皇室との交流を続け、二世代にわたる信頼関係を維持するなど、日クウェート関係の発展に継続的に寄与しています。
以上の功績から、旭日大綬章を授与されることとなりました。