日本食レストラン「慶(Kei)」武藤慶子氏に対する大使表彰

令和2年12月1日

日本食レストラン「慶(Kei)」武藤慶子氏に対する大使表彰

1 高岡大使と武藤氏
2 武藤氏とビジネスパートナーのアルフレア・アシスタント・ゼネラル・マネージャー
12月1日、高岡正人大使は、当地日本食レストラン「慶(Kei)」のオーナー兼マネージング・ディレクターである武藤慶子氏に対し、永年に渡る日本食・食文化の普及に向けた功績を顕彰するため、大使表彰を授与しました。
同レストランは、武藤氏のご尊父が1981年に開業されたクウェートで初めての日本食レストランです。武藤氏が2003年に経営を引き継がれた以降も、一貫して本格的な日本料理を提供し続け、現在はクウェート人を含む多くの人々に愛される存在となっています。また、同氏は、当地の日本食ブームの立役者であるだけでなく、食を通じた日本とクウェートとの交流に大きな役割を果たしてこられました。
授賞式冒頭の祝辞において、高岡大使は、武藤氏が当地において永きに渡り日本食・食文化の普及に取り組んでこられたその尽力と功労をたたえ、これまでの貢献に対する高い評価と感謝の意を述べました。また、来る2021年は、日・クウェート外交関係樹立60周年であると同時にレストラン「慶(Kei)」創立40周年という節目の年になることに触れ、共に日本の食文化の普及をはじめとする両国間の関係発展のため力を出し合っていきたいと述べました。
これに対し武藤氏は、今般の受賞を光栄であるとしつつ、同レストランの今があるのは、永年大勢の人々の支援に支えられてきたからこそであるとして、これからもレストランの営業を通して日本食のみならず日本文化もクウェートに伝えていきたいとの抱負を述べ、両国の架け橋になりたいと挨拶されました。
建物の改装に伴い、レストラン「慶(Kei)」は本年12月末をもって一時閉店することになっており、来年以降に新店舗での営業が再開される見込みです。
(了)
 
3 レストラン慶スタッフ一同と大使館員
4 祝辞を述べる高岡大使
5 挨拶を行う武藤氏