新型コロナウイルス感染症情報(その20)
令和2年3月16日
新型コロナウイルス感染症情報(その20)
【更新点】
○感染者数123名(前日比+11名)
○検査に関する保健省通達(3月1日以降アラブ3か国からの帰国者のうち,ハワッリー県在住者:3月16日,アフマディ県在住者:3月17日)
【本文】
○3月16日,クウェート保健省は,新たに11名の新型コロナウイルス感染者を確認しました。内訳は,イランからの帰国者1名(クウェート人),米国からの帰国者1名(クウェート人),英国からの帰国者4名(クウェート人),英国からの帰国者と接触した者3名(クウェート人),カタールからの帰国者1名(クウェート人)及びエジプトからの帰国者1名(エジプト人)です。エジプト人については,国際展示場で行われている検査の結果,発症が明らかになったものです。累計で感染者数は123名となりました。4名が集中治療を受けており,1名は重篤,3名の容体は安定しています。
○外出禁止令が発表されるなどの噂もあります。クウェート政府は否定していますが,今後より厳しい規制が講じられる可能性は排除されません。
○クウェート保健省は,3月1日以降にレバノン,シリア及びエジプトからクウェートに帰国した外国人のうち,ハワッリー県在住者は3月16日に,アフマディ県在住者は3月17日に,クウェート国際展示場で検査を受けるよう呼びかける発表をしました。Civil IDとパスポートの持参が必要です。発表には本検査は法律上の義務であると記載されています。上記3か国以外からの帰国者等を対象とする今後の検査日程については今後発表されるとのことです。
○3月15日朝の大使館医務官による検査会場視察や当地報道によると,列に並ぶ際に1メートル以上間隔を空けるようにとのクウェート政府からの指示が徹底されておらず,十分な感染予防措置が行われていない様子です。検査を受ける場合には慎重に対応してください。
(以下,詳細)
・住所:Kuwait Fair Grounds, 6th Ring Road Entrance, Hall No.6
・時間:朝8時~夜6時
・その他:Civil ID及びパスポート要持参。
・クウェート保健省Twitter公式アカウントでの発表:
https://twitter.com/KUWAIT_MOH/status/1238780010678362112
・大使館から保健省に確認したところ,健康調査票(Health Surveillance Card:空港等で入国時に署名し,保健所に健康状態を報告する書類)受取りの有無にかかわらず,検査が必要とのことです。罰則の詳細については不明です。
○クウェート政府は,(1)3月13日(金)真夜中(14日(土)午前0時)以降,次の指示があるまで,クウェート発着の全ての商業旅客便の運航停止(ただし,クウェート人及びその一親等の親族を乗せたクウェート着チャーター便と貨物便は例外),(2)全てのレストラン及びカフェ店内での飲食禁止(デリバリーのみ営業),(3)全てのスポーツクラブ・フィットネスクラブの閉鎖,(4)3月12日(木)~3月26日(木)を休日とすること等を決定しました。クウェート政府は民間部門に対しても同決定に従うよう呼びかけています。
○3月14日,クウェート政府は以下の決定を発表しました。
(1)理髪店・美容院,娯楽施設,ショッピングセンターの閉鎖(コープやスーパー等食料品及び日用品販売店は例外)。
(2)列に並ぶ際は1メートル以上間隔を空けること。
(3)飲食店では,(テイクアウトの注文を受ける際などには)同時に5人以上の客を入店させることを禁止する。
○上記決定以外にも,クウェート政府は,公立公園を当面閉鎖し,公園や海岸での集まりを禁止すると発表しています。違反者には罰金刑が課せられるとのことです。また,クウェート国民及びクウェート在住者に対し,不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。今後も新しい規制が講じられる可能性がありますので,十分注意してください。
○3月13日夜,クウェート保健省は,クウェート入国後施設での検疫が義務づけられる対象国(カテゴリー1)にエジプトを追加し(計7か国),入国後自宅検疫が義務づけられる対象国(カテゴリー2)を,カテゴリー1の7か国を除く全ての国・地域とすることを発表しました。この発表は3月13日付領事メールでお知らせした保健省発表内容の更新です。以下カテゴリー2の国・地域からクウェートに入国した方には,入国日から起算して14日間の自宅検疫(仕事に行かず,自宅から外出しない)が義務づけられます。また,この発表は,商業旅客便の運航停止やこれまでの入国制限措置を撤回するものではありません。
・カテゴリー1(エジプト追加):中国,韓国,香港,イタリア,イラン,イラク,エジプトからの渡航者は14日間施設での検疫義務。
・カテゴリー2:カテゴリー1の7か国を除く全ての国・地域からの渡航者は14日間の自宅検疫義務。体調不良等の際はホットライン(151)に連絡し,ホットラインの案内に従い指定病院に行くこと。
○新型コロナウイルスにつきましては,引き続き最新情報を入手するとともに,御自身や周囲の人のためにも,うがい手洗いを励行し,体調不良のときには外出を控えるなど,予防にも努めて下さい。
○病気(持病)等で医薬品の入手に困っている方やその他ご質問等ある方は以下の連絡先までお問い合わせください。
(お問い合わせ先)
在クウェート日本国大使館 領事班
電話(代表):(+965)2530-9400
メール: sotaro.sasaki@mofa.go.jp (了)
○感染者数123名(前日比+11名)
○検査に関する保健省通達(3月1日以降アラブ3か国からの帰国者のうち,ハワッリー県在住者:3月16日,アフマディ県在住者:3月17日)
【本文】
○3月16日,クウェート保健省は,新たに11名の新型コロナウイルス感染者を確認しました。内訳は,イランからの帰国者1名(クウェート人),米国からの帰国者1名(クウェート人),英国からの帰国者4名(クウェート人),英国からの帰国者と接触した者3名(クウェート人),カタールからの帰国者1名(クウェート人)及びエジプトからの帰国者1名(エジプト人)です。エジプト人については,国際展示場で行われている検査の結果,発症が明らかになったものです。累計で感染者数は123名となりました。4名が集中治療を受けており,1名は重篤,3名の容体は安定しています。
○外出禁止令が発表されるなどの噂もあります。クウェート政府は否定していますが,今後より厳しい規制が講じられる可能性は排除されません。
○クウェート保健省は,3月1日以降にレバノン,シリア及びエジプトからクウェートに帰国した外国人のうち,ハワッリー県在住者は3月16日に,アフマディ県在住者は3月17日に,クウェート国際展示場で検査を受けるよう呼びかける発表をしました。Civil IDとパスポートの持参が必要です。発表には本検査は法律上の義務であると記載されています。上記3か国以外からの帰国者等を対象とする今後の検査日程については今後発表されるとのことです。
○3月15日朝の大使館医務官による検査会場視察や当地報道によると,列に並ぶ際に1メートル以上間隔を空けるようにとのクウェート政府からの指示が徹底されておらず,十分な感染予防措置が行われていない様子です。検査を受ける場合には慎重に対応してください。
(以下,詳細)
・住所:Kuwait Fair Grounds, 6th Ring Road Entrance, Hall No.6
・時間:朝8時~夜6時
・その他:Civil ID及びパスポート要持参。
・クウェート保健省Twitter公式アカウントでの発表:
https://twitter.com/KUWAIT_MOH/status/1238780010678362112
・大使館から保健省に確認したところ,健康調査票(Health Surveillance Card:空港等で入国時に署名し,保健所に健康状態を報告する書類)受取りの有無にかかわらず,検査が必要とのことです。罰則の詳細については不明です。
○クウェート政府は,(1)3月13日(金)真夜中(14日(土)午前0時)以降,次の指示があるまで,クウェート発着の全ての商業旅客便の運航停止(ただし,クウェート人及びその一親等の親族を乗せたクウェート着チャーター便と貨物便は例外),(2)全てのレストラン及びカフェ店内での飲食禁止(デリバリーのみ営業),(3)全てのスポーツクラブ・フィットネスクラブの閉鎖,(4)3月12日(木)~3月26日(木)を休日とすること等を決定しました。クウェート政府は民間部門に対しても同決定に従うよう呼びかけています。
○3月14日,クウェート政府は以下の決定を発表しました。
(1)理髪店・美容院,娯楽施設,ショッピングセンターの閉鎖(コープやスーパー等食料品及び日用品販売店は例外)。
(2)列に並ぶ際は1メートル以上間隔を空けること。
(3)飲食店では,(テイクアウトの注文を受ける際などには)同時に5人以上の客を入店させることを禁止する。
○上記決定以外にも,クウェート政府は,公立公園を当面閉鎖し,公園や海岸での集まりを禁止すると発表しています。違反者には罰金刑が課せられるとのことです。また,クウェート国民及びクウェート在住者に対し,不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。今後も新しい規制が講じられる可能性がありますので,十分注意してください。
○3月13日夜,クウェート保健省は,クウェート入国後施設での検疫が義務づけられる対象国(カテゴリー1)にエジプトを追加し(計7か国),入国後自宅検疫が義務づけられる対象国(カテゴリー2)を,カテゴリー1の7か国を除く全ての国・地域とすることを発表しました。この発表は3月13日付領事メールでお知らせした保健省発表内容の更新です。以下カテゴリー2の国・地域からクウェートに入国した方には,入国日から起算して14日間の自宅検疫(仕事に行かず,自宅から外出しない)が義務づけられます。また,この発表は,商業旅客便の運航停止やこれまでの入国制限措置を撤回するものではありません。
・カテゴリー1(エジプト追加):中国,韓国,香港,イタリア,イラン,イラク,エジプトからの渡航者は14日間施設での検疫義務。
・カテゴリー2:カテゴリー1の7か国を除く全ての国・地域からの渡航者は14日間の自宅検疫義務。体調不良等の際はホットライン(151)に連絡し,ホットラインの案内に従い指定病院に行くこと。
○新型コロナウイルスにつきましては,引き続き最新情報を入手するとともに,御自身や周囲の人のためにも,うがい手洗いを励行し,体調不良のときには外出を控えるなど,予防にも努めて下さい。
○病気(持病)等で医薬品の入手に困っている方やその他ご質問等ある方は以下の連絡先までお問い合わせください。
(お問い合わせ先)
在クウェート日本国大使館 領事班
電話(代表):(+965)2530-9400
メール: sotaro.sasaki@mofa.go.jp (了)